処理施設概要
- 建築面積:2,635㎡
- 延床面積:3,665㎡
- 鉄筋コンクリート造・鉄骨造
可燃ごみ処理施設について
概要
処理能力 | 150t/h(75t/24h × 2炉) |
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処理形式 | 連続運転式ストーカ炉 |
排ガス処理 | バグフィルター |
ばいじん処理 | 薬剤処理 |
竣工 | 昭和57年6月 |
ごみの流れ
収集された焼却ごみは、計量後、ごみピットに入れられ、ごみクレーンによりごみ投入ホッパを通して焼却炉内へ投入されます。
その後、ごみは炉内で乾燥・燃焼され排ガスと灰及び不燃物になります。
空気の流れ
ごみピット内の臭気を含んだ 空気は、押込み送風機によって、燃焼用空気として焼却炉内へ吹き込まれ、場外に出ることはありません。
また、臭気対策として、空気吸引によりピット内を負圧とし、施設外への臭気漏れを防いでいます。
排ガスの流れ
ごみ焼却によって発生した排ガスは、まずガス冷却室内で水噴射によって冷却されます。
その後、減温塔でダイオキシン類が再合成されない180℃前後までさらに冷却され、バグフィルターにより有害物質を除去します。
清浄になった燃焼ガスは、誘引送風機によって煙突に送られ、大気中に放出しています。
灰・集じん灰の流れ
焼却後の灰は、コンベヤで灰ピットへ移されます。また、ガス冷却室からバグフィルターまでの設備で捕集された集じん灰は、コンベヤによって処理装置へ送られ、重金属類の溶出防止のために薬剤(キレート剤)を添加して混練による安定化処理をします。灰及び固化灰は、最終処分場(大阪湾広域臨海環境整備センターへ委託)で埋立処分されます。
汚水・排水の流れ
ごみピット内の汚水は、焼却炉内に吹き込まれ、温度調整に利用するとともに高温酸化処理されます。
粗大ごみ処理施設について
概要
処理能力 | 30t/5h |
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処理形式 | スイングハンマ式破砕機 |
分別設備 | 磁選機、アルミ選別機 |
竣工 | 昭和57年6月 |
粗大ごみの流れ
収集された粗大ごみは、ストックヤードに貯留後、破砕機で砕かれ、磁選機で鉄分が回収されます。
残ったごみは、不燃物を除去した後、ごみピットへ移されます。